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理想の暮らしから住宅を選ぼう。家を購入するときはどんな基準を持つことが大切なのか?

注文住宅 外観
注文住宅の購入を検討し始めたばかりの頃、たくさんの「叶えたいこと」が溢れ、夢が大きく広がります。ですが、実際に購入する段階になると、現実的な部分が見えてきます。
一生のうちで最も高い買い物だからこそ、自分と家族にとっての「理想」を追いつつ、現実を見据えることが大切です。

コンテンツ

  1. 「理想の家」の前に「理想の生活」を考えてみよう。
  2. 住宅について考える
  3. 理想の住宅を手に入れるためには
  4. マイホーム購入のカギは?
  5. まとめ

「理想の家」の前に「理想の生活」を考えてみよう。

「理想の家」と「理想の生活」

住宅展示場を訪れると、大きくて見た目にも立派な家が並んでいます。綺麗に飾り立てられたモデルハウスを眺めるうちに「これが私の理想の家だ…」と考える人も多いでしょう。
しかし、そこで一度立ち止まり、よく考えてみてください。
「理想の家」に求められる条件は、自分の生活スタイルによって大きく変わります。
ライフスタイルを無視して「理想から住宅を選ぶ」では、実際に暮らし始めたあとになって、後悔する可能性が高くなります。住宅選びはむしろ、あなたの「生活のあり方」を見極めるところから始めるといいでしょう。都市部でスタイリッシュな生活もあれば、ゆったりとした時間を楽しむスローな生活もあります。

人生設計を考える

家選びの前に、まず、人生設計を行いましょう。
家の購入には様々な判断基準があります。多くの人にとっては人生で最も高い買い物になりますから、例えばお得な「買い時」の物件を押さえるのも一案です。しかし家選びの本質を見失って結論を急ぎすぎると、「こんなはずじゃなかった」という失敗に繋がる恐れもあります。家と同じく、物事は基礎から組み立てて行くことが大切です。理想の家選びにおいては、自分の人生設計がその基礎となります。
子供は何人になるのか、いつ家を出るのか、両親とは一緒に暮らすのか、どんな車に乗るのか…。
「家」の前に「家族」、そして「人生設計」をイメージすると良いでしょう。

理想の物件を具体的に考える

人生設計をイメージしたら、さらに、これから訪れるあなたのライフステージを一つずつ具体的にをイメージしてみましょう。
子供が2人になるなら、子供部屋は2部屋は必要でしょう。両親と一緒に暮らすなら、二世帯住宅や、階段のない平屋、バリアフリーの家も検討の余地があります。大きな車に乗るなら、それなりの広さの駐車場も必要でしょう。共働きなら、家事が楽にできる家、通勤に便利な立地が良いですね。
仕事をリタイヤするのはいつ頃になるのか、住宅ローンの完済はいつを目指すのか…それによって、支払いが可能な金額も変わってくるでしょう。
このように、人生における条件を洗い出していくと、どのような家があなたのラフスタイルに相応しいかが、次第に見えてくるのです。

住宅について考える

注文住宅 岡山 建売 住宅の購入を検討する際に「人生設計を考える」ことと並んで大切なのが、「家を知る」ことです。

経済面を考える

「マイホームは一生に一度の買い物」といわれるほど高価な買い物です。
だからこそ、経済面での戦略が大変重要です。 住宅購入の際には住宅ローンを利用するケースがほとんどですが、その場合は月々の返済金額だけでなく、完済時期についてもしっかりと考える必要があります。また、減税制度等についての情報収集、融資実行日や決済日の把握などローンの仕組みについてもよく勉強しておく必要があります。 経済面を重視して家を選ぶ方も、金額だけに捕らわれては結果的に粗悪な、もしくは自分に合っていない物件を購入してしまうことも考えられます。長期的な視点からその物件の価値を見極めて、住宅性能についてもきちんと把握した上で判断するのが良いでしょう。

注文住宅の性能を考える

科学の進歩と共に、住宅の性能は年々向上しています。 昨今の住宅は耐震性や耐久性はもちろんのこと、バリアフリー構造、防犯や省エネに関する性能についても、よく研究されており、様々な形で快適な暮らしを提供してくれます。 住宅性能にはどんなものがあるのか。そして、あなたの理想の暮らしを実現するためにはどんな住宅性能が求められるのか。 しっかりと勉強、情報収集してから購入を検討しましょう。

バリアフリー構造を考える

住宅にバリアフリーを取り入れると、快適さや安心だけでなく、実は経済的なメリットも多く享受できます。 自治体によっては税制の優遇措置があったり、補助金の交付を受けることができるのです。 また、最初からバリアフリー構造を持つ家を建築する方が、たいていの場合、後からリフォームで機能を追加するよりも、コストを削減できます。 平均寿命が80年を超え、さらに伸びていくであろうことを考えれば、生涯住み続ける家についてはバリアフリー構造の導入をおすすめします。

理想の住宅を手に入れるためには

注文住宅 岡山 建売 理想のマイホームを手に入れるためには、情報に翻弄されないことが大切です。そのためにも、客観的な視点と、正確な知識を持つことが必要なのです。

住宅ローンを知る

住宅ローンは、戦略の有無によって、返済の負担が変わって来ることがあり、余裕を持って返済していくためには知識が大変重要になります。具体的には、ローンの種類、金利計算の仕組み、シミュレーションの計算方法といった知識です。ロスなく返すためにも、これらの知識が必要になるので、ぜひ身につけておきましょう。

住宅の品質を知る

住宅の品質を知る上では、住宅の具体的な性能や規格を知ることが大切になります。 住宅の品質は、例えば住宅性能表示の項目(構造の安定性や火災時の安全性、劣化や維持管理などの性能)で測ることができます。これらの表示項目によって判断できるようになるためには、基礎的な知識を身につけておくことが必要です。
住宅性能表示は法的に定められいますので、業者にしっかりと確認をしましょう。

関連法規を知る

欠陥住宅のトラブルに代表されるように、不動産取引はしばしば裁判のタネになります。 裁判になった際に、関連法規を知っているかどうかが明暗を分けることがあります。 建築、税金、契約、など、必要な知識の範囲は広いですが、後々「しまった」ということにならないためにも、関連法規の勉強はとても大切なのです。

マイホーム購入のカギは?

注文住宅 岡山 建売 住宅購入には、ここだけは押さえておきたいというポイント、「カギ」になる項目があります。いくつか例を挙げてみましょう。

経済的視点から考える…住宅ローンだけではない「カギ」

マイホーム購入を、経済面からしっかりと考えておくことは非常に大切です。前述したように、住宅ローンについてだけでもいくつかのポイントを勉強しておく必要があります。 住宅を購入すると、様々な税金が発生するので、課税項目と対象を知っておくことも大切です。また、購入後のメンテナンス費用は見落としがちですが、長く住み続ける家であれば発生する可能性が高いため、しっかりと計画に組み込んでおかなくてはなりません。 住宅は今後の生活基盤となるものです。その購入によって生活が揺らいでは元も子もありません。カギとなる経済的知識に関しては、労力を惜しまずに勉強するようにしましょう。

住宅の仕様から考える…性能評価などについて

住宅の性能については、法律の他にも様々な機関が規格化しています。強度、断熱、防犯、遮音、省エネ…住宅の評価項目は非常に多いですが、それら評価基準に関する知識をしっかりと身につけておくことで、自身の目で適切に物件を評価することができるようになります。あなたの理想を最もよく知っているのは、あなた自身ですから、「理想の家の購入計画」の成功率は一気に高まることになります。 住宅の性能を評価するために、どんな項目が存在するのか、それぞれにどのような基準が定められているのかを正確に把握しておくようにしましょう。

まとめ

住宅選びにおいては、見た目や金額といった表面的で分かりやすいところから検討を始めてしまいがちです。けれども、理想の生活を実現するための理想の家づくりに必要なことは、まずご自身の人生全体を考えること、そして必要となる様々な知識を正しく十分に身につけることです。
誰にとっても、住宅の購入は人生における非常に大きな決断です。 憧れのマイホームを、夢で終わらせないために、後悔しないためにも、じっくりと時間をかけて、あなたと家族の理想を実現してください。