
こんにちは!ヘルシーホーム広報担当の秋篠です。
梅雨明けが待たれる毎日です。長雨が上がって、久しぶりにのぞいた青空は、まさに夏そのものでした。この記事が皆様にお目見えする頃には、梅雨明け宣言が出されているでしょうか?
倉敷市茶屋町エリアのタウン情報、今回は、茶屋町駅の北東周辺のおすすめスポットをご紹介します。
コンテンツ
村上春樹さんが命名! 住宅街の中のオアシス 書店&カフェ「高橋人生堂書店」
JR「茶屋町駅」の北東にある閑静な住宅街に、作家の村上春樹さんが店名を名付けたことで知られる、カフェを兼ねた本屋さん「高橋人生堂書店」があります。

【茶屋町駅からの道順】




取材にお邪魔した時は、薔薇が見事に咲き誇っていました。



そもそも、ご主人が村上春樹さんのファンだったそうで、ご主人に薦められて頼子さんが初めて読んだ作品が「ノルウェイの森」。最初は今ひとつピンとこなかったとか。それから読み重ねるうちに次第にその魅力に惹かれていったそう。当初、倉敷市中心部にお店を構えておられ、その開店に際し、「村上さんのエッセー集『村上朝日堂』を店名に使わせてほしい」という手紙を出版社に送ったそうです。封書だとご本人の目に留まらないので、はがきで、裏面に思いをびっしりと書き込んで。「いきなり“村上先生、”じゃ大仰だし、“春樹さん、”っていう書き出しにしたのよ」と当時を懐かしむ頼子さん。後日、村上さんからの伝言として出版社から連絡があり「その名前は使ってもらっては困るので『高橋人生堂書店』ではいかがですか?」と。頼子さんの熱い思いがきっと通じたんですね。“高橋人生堂書店”-含蓄に富むとても素敵なネーミングだと思います。


蔵書は約2,000冊。村上春樹さんの著作や翻訳本をはじめ、村上さんとゆかりがある、もしくは
作風が似た作家さんの作品が並びます。これだけ村上さんのご本が揃っている書店は、他にないと思います。私も一応村上春樹ファンなので、思わず取材を忘れて見入ってしまいました。
実は、取材前にイメージを膨らませようと思って、自宅の書棚の村上さんコーナーを復習がてらチェックしていたら、何と2017年に発行された全2巻の長編大作を購入して積んだまま、まだ読んでいませんでした(汗)。ハルキスト失格でございます・・・





ランチは、お料理と飲物・ケーキ+食前ドリンク酢で、1,200円(税込)です。
※食前ドリンク酢無しなら1,100円(税込)
お店には、神奈川、静岡、兵庫など、全国から村上春樹さんのコアなファンが来られることも。作品談義に花が咲くそうです。また、毎年受賞が期待されているノーベル文学賞発表の時には、地元の新聞社やテレビ局の方がお店に集まられ、「今年こそは!」と皆さんドキドキしながら発表の瞬間を見守られるそうです。

そして、頼子さんには、壮大な夢があるそうです。いつか宮古島に移住して、村上さんの作品「ダンス・ダンス・ダンス」の中に出てくるドルフィンホテルのようなゲストハウスをオープンしたいそうです。「その時には、また村上さんに名前を付けていただけたら」と、キラキラした瞳で語る頼子さんは、まぶしくてとても素敵でした。
「世界のハルキ・ムラカミ」の聖地ともいうべき隠れ家スポットが、倉敷の茶屋町に!何だか誇らしい気持ちになりました。また、ハルキストでなくとも、心のこもった愛情料理にほっとひと息、穏やかな気持ちになれるおうちカフェです。
「Bookstore & HomeCafé 高橋人生堂書店」のお店情報
住所:倉敷市茶屋町431-25
TEL:086-428-7184
営業時間:11:30~17:00
定休日:火曜、日曜
※ランチは事前の予約をおすすめします。
※駐車場はお店の敷地内にあります。
倉敷市茶屋町にお勧めの建売分譲と、売地分譲がございます。
詳しくは、お近くの店舗・展示場へお問い合わせください。