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玉野市築港周辺で、爽やかな海風と港の風情、アートを満喫!海街グルメも堪能! その1

UNOモニュメント

こんにちは!ヘルシーホーム広報担当の秋篠です。
梅雨の季節が到来しました。中国地方では、記録が残る1951年以降では、過去2番目の早さでの梅雨入りだそうです。うっとうしい雨の日が続く毎日ですが、梅雨の晴れ間にのぞく青空の眩しさに束の間の爽快感を感じる今日この頃です。

さて、岡山・倉敷に密着した街ネタコラム、今回から岡山市に隣接する「玉野市築港」周辺にスポットを当ててお伝えします。
 岡山県の南端に位置する玉野市。瀬戸内海に面した温暖な気候の湾岸都市です。その中心部・築港エリアは、JR宇野みなと線の終着駅「宇野駅」や瀬戸内海の海上交通の要衝である「宇野港」の周辺一帯です。
 瀬戸内の島々への玄関口である宇野港は、昭和5年(1930年)に岡山県で初めて外国船が入港できる港として開港し、昨年(2020年)、開港90周年を迎えました。大型客船パースや緑地が整備され、賑わいと潤いのある交流型ウォーターフロントとして、様々なイベントも開催されています。

客船ロストラル
2017年4月16日撮影。フランスの豪華客船「ロストラル」の入港歓迎イベントに参加した時の写真です。

また、このエリアは、近年、瀬戸内国際芸術祭の舞台となり、パブリックアートやおしゃれなカフェなどを楽しめる観光スポットとして、外国人や旅行客にも人気を集めています。
 さらに市内には、面積200haの広大な園内に約300種15万本の花木があふれ、四季折々の自然が楽しめる「みやま公園」や、瀬戸内海国立公園に指定されている景勝地「渋川海岸」「王子が岳」、環境省により絶滅危惧種に指定されている希少なキタオットセイを見ることが出来る「渋川マリン水族館」など、観光資源が多数点在し、近場のおでかけスポットとしても親しまれています。

※玉野市エリアは別の記事で特集をしているのでこちらもご覧ください。
コラム記事:岡山県玉野市で新築一戸建てを検討しているなら知っておきたいポイントを徹底解説

港の賑わいと豊かな自然、古き良き風情と新しさが、程よく混じり合う海街「玉野市築港」と、宇野港周辺の屋外アートと海景色を満喫できるスポットをお届けします。

コンテンツ

  1. 海風に吹かれて、ぶらりパブリックアート散策!

海風に吹かれて、ぶらりパブリックアート散策!

3年に一度開催されるアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」。宇野港もその舞台となっています。私も、2019年に宇野港周辺と小豆島、豊島、犬島を鑑賞しました。港の周辺には、瀬戸芸の作品が徒歩圏内に点在しています。
 また、宇野港第一突堤には、2020年、「UNO」のモニュメントも登場!新たな撮影スポットとして人気を集めています。開放感たっぷりの海景色とともに、港の風情に溶け込むアート作品をのんびり鑑賞。密にならず、ゆるりと、非日常な時間を過ごすことができます。
 そんな宇野港周辺のアートスポットとその魅力を、過去に参加して撮影したイベント風景も織り交ぜながら、ご紹介したいと思います。

散策のスタートは「JR宇野駅」から。駅舎がモダンアートに!

「JR宇野駅」までは、のんびり電車で来るもよし、ドライブがてら車で来るもよし。車で来られる方には、宇野駅前の市営駐車場など、安く停められるパーキングがあります。

宇野駅
「JR宇野みなと線アートプロジェクト(宇野駅)」(エストロ・ストッカー 作)
宇野みなと線アートプロジェクト(常山駅、八浜駅、備前田井駅、宇野駅)の代表的作品。駅舎を白と黒のラインで装飾しモダンな装いに。アート散策のオープニングを彩ります。

「愛の女神像」がお出迎え!シーサイドパーク

宇野駅ロータリーの先、シーサイドパークに設置された美しい石像「愛の女神像」がひときわ存在感を放ちます。シーサイドパークのシンボルとして、訪れる人を出迎えてくれます。

愛の女神像
「愛の女神像」
(ドルヴァ・ミストリー 作)

この作品は瀬戸芸で設置されたものではなく、玉野市の「七つの女神プロジェクト」から2002年に生まれた作品です。 「2人で触ると、恋愛成就」
という噂がいつしか生まれ、訪れるカップルに人気だそうです。
いかり
「舟底の記憶(いかり)」
(小沢敦志 作)

旧日本軍の軍艦のいかりを用いた立体作品。鉄のパーツを立体作品に溶接し、海底の付着物を表現しています。 シーサイドパークの一角でひときわ異彩を放ちます。
桜並木
シーサイドパークには桜並木があり、春には満開の桜が目を楽しませてくれます。
(2017年4月16日撮影)

「UNO」モニュメントも登場!第一突堤緑地・うの ポート パーク

駅前から南へ、港の方へ歩いていくと、第一突堤緑地に到着です。「うの港(ポート)パーク」として公園整備され、芝生広場やベンチ、日陰の休憩スポットもあり、海景色を満喫することができます。

UNOモニュメント
2020年設置された「UNO」のモニュメント。撮影スポットに最適です!

湾岸には、大型客船パース(クルーズ・ポート・ウノ)が整備され、年間を通じて様々なクルーズ客船が入港し、普段あまり見ることのない珍しい船も見ることができます。

客船ロストラル
2017年4月16日撮影。フランスの豪華客船「ロストラル」の入港歓迎イベントに参加した時の写真です。小説や映画の世界でしか知ることのなかった外国の大型客船を間近で見ることができ、その迫力に圧倒されました。
帆船日本丸
2017年5月20日撮影。
「第21回 たまの・港フェスティバル」にて、帆船「日本丸」のセイルドリル(岸壁に停泊したまま帆を張る訓練)を見に行きました。実習生たちがマストを上がっていき、順番に帆が広げられていきました。その美しく雄大な姿に感動しました!
帆船日本丸

今は、このような時世ですので、様々なイベントも中止になっているようですが、また感染が収束して、フェスティバルで賑わう港の風景に再会できることを心待ちにしています。
 さて、アート散策に戻りまして、第一突堤緑地「うの港(ポート)パーク」でも、アート作品を楽しむことができます。

宇野のチヌ
「宇野のチヌ」(淀川テクニック 作)
玉野のアート作品の代表ともいうべきオブジェ。宇野港周辺で集められた漂流ゴミや不要品を使い、チヌ(クロダイ)をイメージして制作。
隣に「コチヌ」も誕生し、ユニークなアートとして人気を集めています。
スクリュー
「舟底の記憶(スクリュー)」
(小沢敦志 作)

ノルウェー船のスクリューを用いた立体作品。様々な鉄のパーツを立体作品に溶接し、海底の付着物を表現しています。

フルーツたっぷりのかき氷やフレッシュジュースでほっと一息♪「おまち堂」

「宇野のチヌ」オブジェのそばに、かき氷の人気店「おまち堂」があります。以前は岡山市南区に本店がありましたが、こちらの「おまち堂 宇野港店」に完全移転するかたちで現在は閉店しています。岡山県産の旬のフルーツをたっぷり使ったかき氷やフレッシュジュースを楽しめます。2021年6月現在は、テイクアウトのみで営業。屋外にデッキ席があり、「宇野のチヌ」や宇野港を眺めながらのんびりリフレッシュすることができます。また、港のベンチで、絶好のロケーションと旬の果実の美味しさが詰まった氷菓を味わえば、気分は最高潮に♪

おまち堂外観
おまち堂外観
港のベンチ

おまち堂の詳細はこちら

アート散策の締めくくりは、瀬戸内海の景色と港風情をゆるりと楽しむ

心地よい海風に吹かれてアートを満喫した後は、その余韻に浸りながら、穏やかな瀬戸内海と行き交う船の景色を存分に堪能。思わず時間を忘れてずっと見入ってしまいそう。心も満たされます。

瀬戸内海
瀬戸内海

こんな素敵な海街に住んでいたら、ワタクシ、毎日でも海を眺めて、仕事にならないかもしれません(笑)。密にならないオープンエアな場所なので、緊急事態宣言が解除され、少し時勢が落ち着いたら、またゆっくり、アート作品とともに、非日常な癒しの時間を過ごしたいものです。

宇野港第一突堤緑地へのアクセス

玉野市築港にお勧めの建売分譲・分譲地がございます。
詳しくは、お近くの店舗・展示場へお問い合わせください。

店舗・展示場情報