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ランニングコストがかからない家にするには?家づくりの工夫をご紹介します!

家を建てるときに最初に一回だけかかる費用をイニシャルコスト、建てた後もかかり続ける費用をランニングコストと呼びます。
新築を考えているときは、つい初期費用にばかり気を取られがちですが、ランニングコストを抑えることを見据えた設計はとても大切です。
今回は、コストの基本的な知識や抑える工夫をご紹介します。

コンテンツ

  1. 住宅のランニングコストとは?
  2. 光熱費に焦点を当てたコストを抑えるコツをご紹介します!
  3. ランニングコストがかからない家づくりの工夫をさらにご紹介します!
  4. まとめ

住宅のランニングコストとは?

ランニングコストを抑えるコツをご紹介する前に、前提知識としてまずはランニングコストとは何かを解説します。

住宅におけるランニングコストを一言で表すと、住み続けるためにかかる費用のことです。
代表的には、修繕やメンテナンスにかかる費用と光熱費に大別できます。

メンテナンスの費用は、家を建ててから年月が経つほど額が大きくなり、スパンが短くなっていきます。
また、一度にかなりの額が必要になることもあるため準備が必要と言えるでしょう。
これを抑えるには、日々の手入れや点検が必要なので、メンテナンスのしやすさを設計段階で検討しておくことが重要です。

また、光熱費は家族構成やライフスタイルによっても変わってきます。
こちらも、設計段階から住宅の構造や設備をしっかり検討すれば費用を抑えられるでしょう。

この後の項で、具体的な工夫をご紹介していきます。

光熱費に焦点を当てたコストを抑えるコツをご紹介します!

この項では、ランニングコストの中でも大幅に削減しやすいものである光熱費に焦点を当てて、抑えるコツを解説します。

1つ目は、高機密かつ高断熱の住宅にすることです。
高機密住宅とは、住宅の隙間をなるべく作らないように、高精度な建築部材や断熱材で建築したものです。
また、高断熱住宅とは、高性能な窓や断熱材を使うことにより外気の影響を受けにくく、室内の空気を逃さないように建築したものです。
これらの住宅は、冷暖房機器を効率良く使用できるため光熱費を抑えられます。

高性能な部材や設備を使うため、初期費用は高くなってしまいます。
しかし、昭和55年と平成28年それぞれの省エネ基準による一般住宅では、年間光熱費が80,000円以上の差になることもあると言われているため長い期間で見ると高い投資とは言い切れないでしょう。

2つ目は、太陽光発電と蓄電池を導入することです。
太陽光のみを設置している場合は、「使う」と「売る」ができます。
そこに蓄電池も併せて導入すると「貯める」ことができるようになります。
昼間に貯めた電力を夜に利用するなどライフスタイルに合わせて賢く使えるため、電気代の節約や省エネにつながるところが大きなメリットです。
弊社でも太陽光と蓄電池をおすすめしておりますので、導入を検討してみてください。

3つ目は、外壁を工夫することです。
外壁に断熱材や、断熱効果のある塗料を使うことでも、光熱費は抑えられます。

また、外壁は「面積」にも注意が必要です。
表面積が増えるほど外気の影響を受けやすくなるため、複雑な形状にすればするほど光熱費は上がるでしょう。
光熱費だけでなく、メンテナンス費用も上がるので、家の外壁の形状を決めるときは、この点にも注意してみてください。

4つ目は、屋根を工夫することです。
屋根は、最も長く強い紫外線を浴び続けるため温度変化も大きく、光熱費にもかなり影響します。
外断熱や内断熱などにより、屋根の温度変化をなるべく小さくすることで光熱費を抑えられます。
屋根も外壁と同様に、複雑な形状であるほど施工コストやメンテナンスコストが上がるため、設計するときに注意しましょう。

5つ目は、間取りを工夫することです。
家の形が複雑だったり、部屋数が多かったりすると、冷暖房機器が多く必要になり光熱費が上がります。
具体的には、二階建ての適正な大きさでシンプルな形状の家が最も光熱費を抑えやすい家であると言えるでしょう。
理想の暮らしやライフスタイルを優先しつつも、住み始めてから後悔しないようにランニングコストのことも考えた設計ができると良いでしょう。

ランニングコストがかからない家づくりの工夫をさらにご紹介します!

ランニングコストを抑えるための基本的なコツはお分かりいただけたでしょうか。
この項では、多くの方が見逃しがちな注意点をご紹介します。

1つ目は、外壁材に気をつけることです。
外壁は傷みやすいので、なるべくメンテナンスの必要がないものを選ぶと良いでしょう。
例えば、タイルや塗り壁、樹脂系のサイディングやガルバリウムはメンテナンスが比較的少なくて済みます。
しかし、全くメンテナンスが必要ないわけではなく、気候条件や価格帯によっても左右されるため、お気軽に当社までご相談ください。

2つ目は、住宅設備機器に気をつけることです。
家を建てるとなると、設備に対してはデザイン性や価格だけを考えてしまう方も多いでしょう。
しかし、ランニングコストを抑えるには、設備のメンテナンスが容易かどうかも重要です。

具体的に気をつけることとしては、定番のものを選ぶことです。
流行の商品や特注のものは、故障した際に取り替えができなかったり、修理の費用が高くついてしまったりする可能性があります。
また、海外製のものも注意が必要です。
もし希望する場合は、保証やアフターケアまでしっかりと確認してから購入を決めるようにしましょう。

まとめ

今回は、ランニングコストがかからない家にするために家づくりの工夫をご紹介しました。
当社は、住宅ローンに関するご相談は専門の知識をもった住宅ローンアドバイザー完全無料にて実施しております。
お客様の現状や問題をしっかりとお伺いし、一緒に考えながら問題解決の方法を具体的にお伝えしますのでご相談ください。

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