お役立ちコラム

平屋のメリットとデメリットをご紹介します！

平屋の建築をご検討中の方は多くいらっしゃるでしょう。
平屋にはメリットとデメリットがそれぞれあります。
また、平屋を建てる時にポイントを考慮すれば、より理想に近い住宅を建てられます。
そこで今回は、平屋のメリットやデメリットについて、さらに平屋を建てる時に考慮すべきポイントについて紹介します。

コンテンツ

平屋のメリットについて
平屋のデメリットとは？
平屋を建てる時に考慮すべきポイントを紹介します！
まとめ

平屋のメリットについて

平屋には様々なメリットがありますが、ここでは5つのメリットを紹介します。

1つ目は、生活動線や家事動線が効率的になることです。
下の階がないので、階段もなく、生活動線や家事動線が非常に効率的になります。
重いものを2階に運ぶ必要もないので、身体への負担も少なく家事ができるでしょう。
また、間取りを考える際にも、平面移動だけなので考えやすく、シンプルな間取りにできるでしょう。

2つ目は、家族とのコミュニケーションが取りやすくなることです。
リビングを中心として、全ての部屋に行くためにリビングを通らなければいけない間取りにすると、自然と家族がコミュニケーションを取る機会が増えるのでおすすめです。
また、全員が同じフロアにいるため、人の気配を感じながら生活でき、孤独感を感じづらくなるでしょう。

3つ目は、構造が安定しており、広いワンフロアにもできることです。
平屋は2階がないため、安定した構造になっており、耐久性が高くなります。

LDKを広いワンフロアにもできますし、天井を高くすることで開放感が生まれ、ゆったりした間取りが実現可能です。

4つ目は、メンテナンス費用を抑えやすいことです。
入居後に必要になる住宅のメンテナンスですが、外壁の修繕をする時に2階がないため、足場を組む必要がなく、費用を抑えられる良さがあります。

5つ目は、階段がなく、バリアフリーであることです。
階段は、家の中でも事故が起こりやすい場所ですが、平屋は階段がないため、小さいお子さんがいるご家庭や、高齢者がいるご家庭にも暮らしやすい家にできます。
そのため、老後の生活を考えて平屋を建てる方もいらっしゃいます。

平屋のデメリットとは？

メリットだけでなく、デメリットもあわせて考慮することで、後悔を防げるでしょう。
ここでは、平屋のデメリットについて5つ紹介します。

1つ目は、広い敷地が必要なことです。
平屋は2階がない分、2階建ての家と同じ延床面積の家を建てようとする場合、2階建ての家よりも広い敷地が必要です。

さらに、土地には用途地域が定められており、建ぺい率が50％の場合、土地の半分しか家を建てられないため、狭くなってしまいます。

2つ目は、建物の坪単価が高くなることです。
上記のように、平屋は2階建ての家と比べて、広い敷地面積が必要になります。
その分、工事費や坪単価が高くなってしまう傾向にあります。
足場を組む必要はなくなりますが、基礎工事と屋根工事が特に高くなるため、坪単価にすると2階建てより少し高くなるケースが多いです。

3つ目は、日当たりや風通しが悪くなる場合があることです。
敷地の周辺環境にはよりますが、光や風が家の奥まで届きにくくなります。
光や風を家の中により多く取り入れる為には、家の形をコの字型にしたり、ロの字型にしたりして、中心に庭を設置するといった工夫をするのがおすすめです。

4つ目は、プライバシーの確保が難しくなることです。
平屋は1階しかないため、道路や隣家から見えやすく、暮らしのプライバシーが守りにくいことがあります。

間取りを考える時は、敷地周辺の人通りや交通状況をしっかりと把握して窓のサイズや位置を決めましょう。

5つ目は、防犯面での配慮に注意する必要があることです。
家の周りに砂利を引くことで、誰かが歩いたら音が出るようにしたり、人感センサーライトを設置したりするのがおすすめです。