皆さんは、アイランドキッチンについてご存じでしょうか。
アイランドキッチンとは、壁面に触れないように配置するキッチンのことを指します。
憧れている方も多い反面、デメリットがよくわかっていない方も多いでしょう。
そこで今回は、アイランドキッチンを設けて後悔したケースや失敗しないためのポイントを解説します。
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アイランドキッチンとは？メリットを解説します！
アイランドキッチンの特徴は周囲に壁面がなく、基本的に吊り戸棚を設けないことです。
調理に必要な設備はキッチンの下部の戸棚に仕込まれており、通常のキッチンに比べてコンパクトです。
キッチンの壁面がなく、キッチンとリビングが1つの空間のように感じられるため、部屋自体に開放感が生まれます。
調理中でも家族とコミュニケーションが取りやすく、お子様の様子を見ながら調理できます。
また、動線の確保が容易であることも魅力の1つです。
キッチンの両端に通路があるため、移動しやすいメリットがあります。
広いスペースを取れるため、複数人でキッチンを囲みやすいでしょう。
さらに、インテリアとして優れていることも魅力の1つです。
アイランドキッチンはデザイン性に優れており、存在感もあるため、インテリアとしての機能も兼ね備えています。
よりおしゃれに魅せるためには、キッチン周辺にもこだわると良いでしょう。
実は注意が必要？失敗事例を解説します！
ここからは、アイランドキッチンの失敗事例を4つ解説します。
1つ目は、間取りに合わないキッチンを置いてしまったケースです。
アイランドキッチンは存在感がある反面、狭いLDKとは相性が悪いです。
アイランドキッチンは左右に通路を設けるため、キッチンにある程度の広さを確保する必要があります。
部屋の間取りに合ったキッチンを選ばないと、レイアウトのバランスが悪くなるだけでなく、テーブルやソファの置き方も制限される可能性があります。
2つ目は、油ハネを想定していなかったケースです。
壁に面していないことはアイランドキッチンの魅力ですが、それと同時に油や水がはねた際に直接床を汚してしまうデメリットもあります。
掃除の大変さを知らない方がアイランドキッチンを選んでしまうと、「通常のキッチンにしておくべきだった」と後悔してしまうでしょう。
油ハネガードや水ハネガードを用いて、通常のキッチン以上に対策しましょう。
また、壁がないため部屋に臭いが移りやすいです。
換気扇は強力なものを選ぶと良いでしょう。
3つ目は、汚れが目立ちやすいことです。
アイランドキッチンは壁がないため、リビングからキッチンが丸見えです。
そのため、片付けを怠ると片付いていない食器や洗剤、調味料などが丸見えになり、生活感が出てしまうでしょう。
常温保存の調味料のようなパッケージが目立つものは、ラベルのない容器に詰め替えて、外見を変える工夫をすると良いでしょう。
4つ目は、費用が高くなってしまうケースです。
アイランドキッチンはデザイン性が高く、サイズも比較的大きいため、通常のキッチンに比べて費用が高くなる傾向があります。
オーダーメイドの場合、さらに高くなるため注意しましょう。
また、キッチン以外の部分にも費用がかかります。
通常のキッチンに比べて換気扇のような周辺の家電の費用も高く、さまざまな面で高額になりやすいため、注意しましょう。
失敗しないポイントとは？対策方法を解説します！
油ハネの場合は汚れが付着してから早急に対処しないと、汚れが落ちにくくなってしまいます。
そのため、料理後にすぐに掃除をしたり、そもそも床や壁面に油を付着させないようにしたりすると良いでしょう。
しかし、料理の度にすぐに掃除するのは面倒ですよね。
そのため、油ハネガードを用いて、周囲に油が飛ばないようにすることがおすすめです。
水ハネの場合に注意すべきものは、調味料や洗剤のような液体の汚れです。
油と同様、早急に対処する必要があります。
この場合は食洗機を使って、食器を手で洗わないようにすると良いでしょう。
しかし、シンクから食洗器の間はどうしても濡れてしまうため、掃除は欠かさないようにしましょう。
臭いの対策としては、換気扇の使用の徹底や換気扇のフィルターの清掃などが挙げられます。
強力な換気扇を用いることも重要ですが、フィルターの清掃はそれ以上に大切です。
フィルターの清掃を怠ると、換気扇が正常に作動しなくなってしまいます。
また、臭いが広がりやすくなるだけでなく、エアコンのフィルターも汚れやすくなってしまうため、フィルターの掃除を心がけましょう。
まとめ
今回は、アイランドキッチンの失敗事例や失敗しないための対策について解説しました。
アイランドキッチンは開放感があり、ロマンのあるキッチンです。
それと同時にメンテナンスが大変だったり、広い間取りが求められたりします。
本記事を参考にして、アイランドキッチンを設けるか検討していただけると幸いです。
